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【アニメ/映画】"夜明け告げるルーのうた"感想

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※※※物語の本筋はあまり書きません。思った事だけまとめます。

一言で言って、最高でした。湯浅マジック炸裂。最高に心地いい。
今のところ、今年最高のアニメ映画だと考えています。
これは、全てのモノに捧ぐ救済の物語だと感じました。

 

◆視聴者に対する"救済"
物語の文脈が優しすぎて、もう素晴らしい!と言う一言なんですよね。
ちょっとした思い違いすれ違いをしてしまった人や人魚と言う存在をよく思っていない人、そして、夢に敗れて地元に戻る選択を選ぶことしかできなくなってしまった人。
そういったニンゲンだけではなく、犬と言った動物たちもあるがままを受け入れ、救った。

自分は人生の敗者なんじゃないか?と、そう思っていた人達に「いや、そうじゃないんだよ。ちょっと考え方を変えたらいいだけなんだよ」と背中を押してくれる。

 

『君の”好き”は、僕を変える』

 

まさしくこのキャッチコピーにふさわしい。
慈愛に溢れた、本当に優しい今の時代だからこそ、叫ばないといけない物語です。

 

◆作り手に対する"救済"
このアニメーション映画、素晴らしいのが20人に及ばないスタッフ数で作り上げたと言うことや、制作にあたっては絶対に残業をさせない定時帰宅を徹底させた。と言う点がもう素晴らしくて、アニメーション制作に携わっている人達にとって、間違いなく希望の光になる事例だったんじゃないかなぁと感じています。

 

◆世界に対する"救済"
そしてこの物語はアヌシー国際アニメーション映画祭で、ノミネートされた歴史に名を刻む作品となりました。

この物語の文脈が世界で受け入れられたと言うこと、それは、この世界で生きている人達が少なからずとも、今の時代に対して息苦しいところを感じていて、それを慈愛をもって救済したと言う文脈に少なからずとも共感した人が多かったからなのではないでしょうか。


あなたの”好き”が世界を変えるのだと、本当に光を与えてくれる希望に満ち溢れた映画だったと、そう感じています。

 

◆もし興味が出たら、、、
もう上映は数ヶ月前に終わりましたが、2017/10/18に円盤の発売が決まりました。
また、小説としても発表されています。
もし興味があるかたは、調べてみていただければと思います。

 

小説 夜明け告げるルーのうた

小説 夜明け告げるルーのうた