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【趣味/映画】"リベリアの白い血"感想

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◆公式サイト(下記リンク)◆

 


◆あらすじ
おっす!俺シスコ!主人公だ!よろしくな!
俺は、リベリアって言う国のゴム農園で働いてる!
けど労働環境とかめっちゃ過酷だし、もう俺は切れた。
みんなでストライキする!俺は、、、神になる……!
……あいつら、ストライキ放棄しやがった。
はー、まじやってらんねぇーわ。アメリカで働くわ。

 

※※※大体嘘なので、公式HP見てください※※※

 

一言にまとめると、貧しい国(リベリア)での生活と、移民として(アメリカ)の生活の2つが描かれている物語です。

 

 

ロングトレイルの物語
一言で言うと、この物語は凄く今の時代にあったロングトレイルを描いた作品だと感じました。

 

この作品があのような結末を描いたのは、「私達が生きている"今現在に横たわっている問題"である」「そしてその問題は市場(社会)に生きている私達からすると、ずっと深刻で、なかなか気づけ無い問題である」と言う問いかけをしてくれているような気がしています。

 

この物語の、あの結末の後、シスコはどうなったのか?救いはあるのか?
それは、"今を生きている私達の問題"でもあります。
シスコの未来を明るくしたいのであれば、私達が"今"を変えることで証明をしたらいいのではないか。
それが、シスコに未来を与えるのだと、強く問題提起をしてくれている一作だと感じました。

 

 

◆物語の背景
なぜ、そう感じたかと言うと、色々な要因があるかと思うんですけれど、一つは、アメリカの大統領選挙でトランプさんが当選した事と言うのは、一つのグローバリズムからナショナリズムへの回帰でもあると言う事。
その事が日本と言う国のメディアを通した視点から見ていた立場からすると、その結果と認識にズレがあって、それは私達って"市場に生きていた"と言う証明につながってくると思うんですよね。

 

日本の子供の貧困問題にしてもそうで6人に1人が絶対的貧困ですよ。とか言われても、身近に例がない(市場に生きているから本当にヤバイ状態になっている人達に気づけない)から、実際の数値と自己の認識にズレが生じてしまうんですよね。


そういった事に対して、凄くうまく切り込んでいて、
そして、その先を繋いでいく。そう言った作品だと感じました。

 

 

◆最後に
上映館は少ないですが、もし興味が出た人は、見ていただけると嬉しいです。

リベリアの白い血」「ブランカとギターひき」と言うような作品を日本人の監督が描いていると言うのが凄く面白いですね。
これからの映画業界を第一線で盛り上げていってくれる人達だと思います。
要チェックですよ!!

 

 


結局は変わらない世界、それでも自由を知りたかった

これは、そんな男の物語

 

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